旅と野球とワクワクに生きるめありーにインタビューしてみた
こんばんはみやざき(@tkd_kg2)です
初対面でもなんでもない大学の友達の友達の友達から食事のお誘いがありました。
鳥取でいちど、自分の思考が追いつく間もなく周りのペースにどんどん巻き込まれていく急展開を経験したことがあり、それが変に刺激的でクセになるもので、今回の唐突な食事の誘いもそれを彷彿とさせるものがあり、思い切って一緒に食事をすることにしました。
まぁお腹が空いていたのが大きいですけどね。(笑)
でも、待ち合わせ場所に女性がひとり自転車に乗って颯爽と現れたとき、この人絶対おもしろい、間違いない!(いい意味で)クレイジーに違いない!
と確信を持ったので普通に笑っちゃいました(思い返すとすごく失礼、案の定「なんで笑うの」とつっこまれました)
おいしいスープカレーを食べつつ話を聞いてみると、ひとりで日本一周した経歴だけに留まらず、海外に行ったり大学生の修学旅行を企画したり、理想の大学生活を過ごしているようで後日あらためて北海道大学でインタビューをしたいとお願いすると快く承諾してくれました。
---------------次の日 北海道大学食堂にて------------------
修学旅行 第一弾 ミクロネシア JEEP島
かるく自己紹介をお願いします
旭山動物園で育ちました。少年が大志を抱く大学の法学部3年、20歳です。
めありーです。旅と野球とワクワクしながら生きてます。
めありー本名は?
應武 茉里依(おうたけ まりい)
まりいから、まりい、まりい、めりい・・・めありー
いちお昨日ざっくりいろいろ教えてもらって、その中で修学旅行が気になったんだけど今まで2回だっけ?
2回だね。
無人島と礼文島。ではじめてやったのが
ミクロネシアの無人島。JEEP島っていう直径34mで周りにさんご礁があって野生のイルカがいて熱帯魚がいて、星がきれいで海の音聞きながら寝て、シャワーはひとりバケツ一杯みたいな。
それって大学内とかで呼びかけて?
いや、もう全国各地。知り合いの知り合いに旅行会社の社長さんがいて「隊長」っていうんだけど、その人としゃべっていたらめっちゃ意気投合しちゃって、じゃあいっしょに旅つくろっかってなって。
その人と私のコラボで、じゃあ学生15人集めようってなって全国各地から15人集めることになって、企画書つくって宣伝もして、HPもはじめてつくって、Facebookの友達にも個別メッセージでシェアお願いしますって500人くらいに送ったりとかして死ぬ気で集めて。けっきょく閲覧が1万5千で訪問が3千くらいで個別連絡対応も150人くらいあったかな。
いいな、すげー参加したかった
しおりもつくってさ、やっぱり修学旅行にしおり必須じゃん?めあてとかも決めて。
↑スケジュールに注目、あそぶ。たべる。ねる。もう最高かよ
(もちものの『十分な睡眠』にチェックマークないから前日眠れなかったんかな (笑))
ちょー楽しかった!
その大学生の修学旅行は友達同士で行くんじゃなくて、はじめて同士の人と行くっていうのをコンセプトにしていて、ありのままの自分でいられるかなって、肩書きとか今までの時間とか状況とかすべて気にせずオールフリーで行きたいなって思っていたから。だから普段友達と話せないことも話せて、今まで自分がどんな感じで育ってきたのか、自分の好きなところとか嫌いなところとか、あとは将来の夢とかっていうのをみんなで話してたらけっこうみんな途中で泣いたりもして。
海を見ながら、流れ星もすごいきれいだったの。ほんとみんな3日間しか一緒にいなかったけれど、そうやっておんなじ時間過ごして、感動を共有した仲間だからすごい仲良くなって、もう島から帰ってきて3週間後ぐらいに東京にいる友達に再開みたいな感じで、そっからも定期的にみんなで集まって近況報告したりとかもして。
↑修学旅行の思い出たち
こんな感じかなー
いいな・・・
修学旅行 第二弾 礼文島
↑『礼文島のしおり』
[http://:title]
今度は隊長関係なく?
そう関係なく、私ひとりでやった
それはどういう経緯で?
『礼文島』はうちの両親が出会った場所で、なんか礼文島久しぶりに行きたいなって思って、そのことを無人島に行ったメンバーに話したら「えーー行きたい!」って一気に6人くらいに膨れ上がったの。
あ、これは需要あるのかも知れないって思って、じゃあ旅つくるかってなった感じかな。
5月2日の平日に学校ある人もいるだろうから4月29,30,5月1日と5月3,4,5日と休みの日だけで完結できるようにしてA日程とB日程つくってA日程10人、B日程10人集めてっていう感じかな。
じゃあ最初『礼文島』は第二弾とか考えてなかったんだ
そうそう第二弾とか考えてなくて、私が礼文島行きたいなって思っていたら、周りの人も行きたいって言って、じゃあみんなで行ったが楽しいじゃんって思って、またしおり作ってみんなで行ってみたいな。
『礼文島』は花の浮島って呼ばれていて花がいっぱいあってめっちゃ歩く島なんだよね。8時間歩いてそのコースの中に海がきれいだったり、お花がいっぱいあったり、風が気持ちよかったりとかっていうような、なんか愛とロマンが生まれる8時間コースとかもあるんだけど、そういう感じで歩く島だからみんなで4時間とか5時間歩いて、星みて・・・あとは宿のごはんすっっっごくおいしくて!
------------礼文島の修学旅行ムービーを見せてもらう------------
(いいな、内輪ネタばかりでも楽しいのが伝わってくる)
自分がなにかのきっかけになれたらいいなって思って。
別になんでもいいんだけど、誰かの何かのきっかけになりたいなってのが目標で。
最終日の夜にターニングポイントの話をしたの、自分が変わったきっかけとかあの出来事が自分の中で大きかったなとかの話を共有したんだけど、その中にふたり「めありーと出会ったこと」って言ってくれた子がいて、今までこんな人に出会ったこと無かったし、自分は今までヒッチハイクしたいとか旅したいとか思っても周りの人に「いや、無理だ」とか「やめとけ」って言われたけど、実際にやっている人、しかも女の子でやっている人に出会えて自分も頑張ろうってなったから、ほんとに出会えてよかったって言ってくれて、もう涙ちょちょぎれ。
まじかって思って、やってよかったなってすごい思う。
A日程とB日程ってさ、私ずっと島にいたから、2回ともやることは同じなわけじゃん。でもやっぱ参加する人によってどこで騒ぐとか反応がみんな違うから参加してくれているみんなの表情をみてるのがすごい楽しくて、だからやみつきになっちゃった感ある。
旅をつくる楽しさか
そう、旅つくるの楽しい!
濃いな~(笑) で、第三弾はまだ未定と
第三弾は私がその気になって需要があったらいつでもやるかな。
ノリと勢いとタイミングだよね。ほんとそのうち第三弾はやると思う。まあインドでも旅つくったりすると思うんだよね。
夏休みとか春休みとかに来れるようにひとりじゃ不安だけどっていうような女の子とか、はじめて海外行くみたいな人を対象にインドツアー企画しようかなってのはちょっと思っている。
そっか、いいなー!!俺そっかといいなーしか言ってないけど!
北海道 道の駅めぐり
で、これからが道の駅だっけ?
そう夏休みは道の駅。
やばいね、北海道の道の駅だよね
北海道の道の駅全部で117箇所あって、それを全部まわろうっていう
どういう手段で?
原付で。ヒッチハイクでもいいかなって思ったんだけど、たまたま見つけて連絡取った会社さんにお仕事もらえることになって。
アポをとって取材と記事作成するっていうような仕事もらえることになったんだけど、そしたらさすがに時間決まってんのにヒッチハイクは何かあったとき迷惑かけちゃうし、北海道はツーリングとかですごい人気の場所で私もちょっとライダーになりたいって思ってたから。よし原付だ!ってなって。
やっぱり北海道で生まれ育ってても案外北海道まわったことない人多くて、私もどちらかというとまわってるほうだけど、でも行ったことないとこあるし北海道出るまえにちゃんと北海道知ってから出たいって思っていたから、それでかなー北海道まわるの。
楽しそうだな。その道の駅の仕事ってなんか調べてて見つけた感じ?
たまたま秋から東京でインターンする予定だったから、東京でのインターン先を探してたときに全国の道の駅の情報サイトを運営している株式会社がでてきて、へーって思ってその会社のサイトの『道の駅 特集』みたいなのをふわーって見てたら「あれ?北海道の道の駅がないぞ?」ってなってこれはいけるって思って「あのすいません、私今年の夏、北海道の道の駅全部まわる予定なんですけど、なにか出来ることってないですかね」みたいな。
そしたらじゃあ取材と記事作成、簡単な営業もってなってスカイプとかで連絡取ったり、東京であったりしてやること決まって。かな
それもいろんな偶然が重なって、か。道の駅まわりたいって思っているときに別のこと調べてたら、たまたま出てきて繋げれるって思ったんだ。
そう、お?これは!って思って。今までは旅先で稼ぐとかぜんぜんしてなかったけど、でもやっぱ旅しながら稼ぐっていいなって思ったし、自分の旅が誰かのためになるのもいいなって思ったからすごいやりがいハンパない。ちょー楽しみ!
めありーの夢
えーめっちゃ楽しそう!いいな。
最後にめありーの夢はありますか?
夢はおかえりっていえる場所をつくること。
おかえりってめっちゃいい言葉じゃんって思って、なんかホッとするじゃん。自分のことを待ってくれる人がいるみたいな、待ってくれる場所があるっていうのは、それだけで頑張る力になるから、将来自分のだんなさんとか子供をおかえりって迎えいれたり、子供が巣立ってからも帰省したくなるような家だったり、あとは家族以外にも今まで出会った人とか、仲良くなった人とかお世話になった人とかにもおかえりっていえる宿とか出来たらいいなって思ってる。
ほんとにどうなるかわかんないけど、でもそういう場所をつくれたらいいなって思って。帰ってきたーって思える場所をつくれたらっていうのが今の夢かなって思ってます!
ありがとうございました!
最後に
無人島を貸しきって全国各地から集まった15人と三日間過ごして、きれいな海で野生のイルカと泳いで、夜は星を見て、みんなで語って、島で誕生日を迎える子のためにみんながサプライズで祝って…もう青春じゃん!!
礼文島でのA日程、B日程も含めて修学旅行はめありーの行動力、勢い、人柄があってこそ周りを巻き込んで実現できたことだし、それらを経験して出会った友達や感じたことは一生の財産になると思います。
僕が思う理想の大学生活をめありーは過ごしているから話を聴いている間ずっと「いいなー」を連発していました。(笑)
まあこれから俺ももっと楽しむけど!!負けないけど!!(対抗心)
めありーのように旅をつくる側、ましてや大学生で旅をつくる楽しさを知っている人とはそうそう出会えないので北海道大学訪れてよかったし、引き合わせてくれた友達の友達のまーきーにも感謝!
あと第何弾になるかわからないけど大学生の修学旅行『アメリカ横断』もコラボして実現したらおもしろいですね。
もし女性ひとりのヒッチハイクで聞きたいこと今後の修学旅行に興味がある人はお気軽にどうぞ
めありー / Twitter @mary_trip_trip
それではまた。