みやざき、旅にでたってよ

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なんばで Pay as you wish

こんばんは、みやざき(@tkd_kg2)です

 

 

 

 

 

今日は大阪難波の商店街で資金を稼ぎました

 

 

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鳥取、姫路城、吉野の桜など旅先で撮影した写真を13枚ほど現像し、それを商店街にて『Pay as you wish 方式』で2時間ほど販売してみました

 

 

 

Pay as you wish とは?

 

僕が用意した写真にはあらかじめ値段を付けていないので、購入者が自由に値段を決め購入することができる販売方法です。

 

 

写真が0円で売れることもあれば、1枚1万円にも化ける可能性があるということです。

 

 

 

今回僕がこのような販売方法を選んだ理由としては2つ

 

・単純に今の僕の写真がいくらで売れるのか、と知りたかったから

・自身で値段を付けるほうが気兼ねなく購入しやすい、と思ったから

 

 

 

 

ちなみに

 

カメラのキタムラにて13枚プリントし、1枚38円で計494円のマイナスからスタートです。

もちろん元は取りたいですし、あわよくば成金のじいさま、ばあさまが1枚2万ぐらいで買ってくれないかなと考えていました

 

 

 

 

 

 

そして実際にやってみた

 

 

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拝借したダンボールの上に写真を並べ、あとは道行く人に声をかけたり、通行人を観察したり、ボーっとしていたりしていると…

 

 

 

まず記念すべきひとりめ!

商店街片すみにて写真を販売しているの僕を見つけた老人が、これでコーヒーでも飲めと、老人が100円をくれました。

 

 

 

僕が写真はどうですかと言うと、それはいい。と興味なさげに去っていきました。

今思えば写真を売っている人とは見られず、ただの物乞いにしか見えていなかったんでしょうね

 

そのときの僕は違和感を感じまくってましたが、とりあえず100円をダンボールの上に置き、販売再開。

 

 

ふたりめは、さっきの人と違い売っている写真に食いつき、そこから少し話すことに。

最終的に僕が鳥取から来たヒッチハイカーだと知ると財布から6000円を取り出し、がんばれと。

 

 

いやいやいや!!

 

 

僕は物乞いがしたいわけじゃないと心の中で叫びつつ、『Pay as you wish 方式』を説明すると、これまたさっきの人とは違ってちゃんと1枚購入してくれた。

しかも、僕もなかなか気に入っていた写真だから、なんかうれしい。

 

 

 

 

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1枚6000円で売れた!!!!

 

 

 

 

 

 

 

売れたもんは売れたんや!!!!

(無理やり写真選んだ感はあったけどそれでも) 

 

 

 

 

 

 

 

売れたことにしていいんや!!!!

 (ちゃんと写真とお金を交換したから)

 

 

 

 

この6000円を大事に使うことをおじいちゃんに宣言し、販売再開。

もう元がとれたことに安堵し、とにかくホッとしました(笑)

 

 

 

 

 

結果発表

 

 

13枚中7枚売ることができ、8030円

 

 

そこから写真を購入されずにお金だけを渡した人が2人で、その渡された金額が計300円

 と、プリント代の494円をひいて

 

8030-794=7236 円

 

 

 

反省

 

まず僕は物乞いをしたいわけではなかったので渡された300円は、路上でおもしろいパフォーマンスをしている人を見かけたとき、その人にまた渡しますね。

 

はじめお金だけを渡そうとし、促されしかたなく写真を選んだ人たちもそのしかたなくの中でしっかりと自分の目で見て「選んでいたこと」を僕はちゃんと見てました。

だから、この7236円はしっかりと僕のお金です。

 

 

 

そして、僕がどんな理由でどんなものを売ろうと、商店街の片すみで、そばにバックパックがあり、通行人が思う一般的な店舗販売じゃなかったら、写真の価値以前にただの物乞いと捉えられてしまう。ということを今回体験できました。

売っている人じゃなく、売られている写真を見てもらうのが今後の僕の目標です。

 

 

 

周りの環境のことばかり言っていますが、僕も決して写真の技術があるわけでも、レンズに特別詳しいわけでも、構図を熟知しているわけでもありません。

 

僕が今日用意した13枚は、僕が好きな13枚で、僕が見て欲しい13枚でしたが、

売れ残った写真を見てみるとどこかピントがずれていたり、レタッチが甘かったりと売れ残ってはじめてわかることもあったので、次販売するときまでにいろいろ改善なり、勉強なりしていかなければいけませんね。

 

 

 

あとこれは販売終了間際に仲良くなったヤマシナさん(72歳のおじいちゃん)とご飯に連れて行ってもらったときに指摘されはじめて気づきましたが、

僕は受け取った小銭を写真を置いていたダンボールの上にそのまま置いていたので、周りからすれば物乞いに見えてもおかしくなかった。ということです。

写真を見て欲しいならお金は見せるな。と

 

ダイソーとかで小銭入れておく箱を買い、お札とか小銭を見えるようにしたがいいし、みんなそうやっている。と言っていた別のおじいちゃんの言葉よりも、

ヤマシナさんの言葉のほうが僕的にしっくりきました。

 

 

 

 

写真販売は資金稼ぎのため大阪との比較をしたいので、あと何回かする予定です。

 

 

 

でも今日は普通に楽しかった。それではまた。